「ハイパーウェポン2014バレラスへの道」はガミラス側の設定がぎっちり

先日発売れた小林誠さんの本ハイパーウェポン2014バレラスへの道は宇宙戦艦ヤマト2199でのガミラス側の基地や地形などの設定画がたくさん収録されていて見るのに時間がかかりました。


ハイパーウェポン2014バレラスへの道という本

宇宙戦艦ヤマト2199の設定資料といえば「公式設定資料集EARTH」と「公式設定資料集GARMILLAS」があります。分冊されているだけに内容も多くふつうはこれを見るだけでもじゅうぶんじゃないでしょうか。もちろんこれらの本に載っていない設定というのもまだまだあるわけですが。そして先日「ハイパーウェポン2014バレラスへの道」が発売れました。ハイパーウェポンシリーズは小林誠さんの仕事を定期的に本にしたものですが今回はそのタイトルの通りガミラス側の設定資料がたくさん収録されていています。8割くらいがヤマト2199関連じゃないかな。ヤマト関連以外でも過去に制作された模型や画も掲載されていて氏の作品をざっと見ることができることができます。

ハイパーウェポン2014バレラスへの道表紙写真

緻密なガミラスの美術設定

宇宙戦艦ヤマト2199において小林誠さんはスタッフとしてガミラス側の艦船以外の基地や地形などの設定を行っています。公式設定資料集GARMILLASにも多くの設定画が収録されていますがハイパーウェポン2014では追加でさらにたくさん収録されています。

ハイパーウェポン2014バレラスへの道中身の写真

どの画も細かく書き込んでありしかも量が多いのでひとつのページにかなりの枚数が載っているのでじつに密度が高い感じです。写真のような状態が何ページもあるわけです。なのでどうしてもひとつひとつが小さくなってしまい書き込んである文字が読めないことが多いです。虫めがねが会ったほうがいいかも(^_^)

そして解説文もあるのですがなかには制作が間に合わないかもしれないというちょっとぶっちゃけた苦労話的なものもあって苦労されたんだなというのが見えます。時間がないと言いながらもこの細かい書き込みは最近の他のアニメでも同様なのか気になりますね。他のアニメの設定資料はほとんど見たことがないものですから。

冥王星基地でのコスモゼロの侵入経路やガミラス本星への侵入からデスラー総統のいるタワーまでのヤマトの経路なんかもあって見てて楽しいです。

ところでほんのタイトルにはバレラスを「VARELLOUS」とつづってあるのですがページ内の画のタイトルには「VALERROUS」となっています。どちらが正式なんでしょうね?

関連していそうな記事

  1. 第58回全日本模型ホビーショーで超合金魂GX-86宇宙戦艦ヤマトなどを見てきた2018年10月25日(木)
  2. AKIBAショールームに輝艦大全アンドロメダが5隻とも展示されてた2018年08月10日(金)
  3. 第57回全日本模型ホビーショーに行って宇宙戦艦ヤマト関連を見てきたよ2017年10月08日(日)
  4. 横浜ブルク13で展示された3mアンドロメダ2017年08月05日(土)