宮川彬良、宇宙を奏でる
やはり宇宙戦艦ヤマトの音楽はすばらしい。一曲目のイスカンダルからぞくぞくして目が潤んでしまった。
第一部では一曲目以外はヤマト関連ではないけれど宮川彬良氏のしゃべりと相まって音楽の楽しさが表現されている。
そして肝心の第二部。一曲ごとにしびれて涙目になってしまう。
楽譜がなくなっているということで今回のために書き起こしたそうだ。その演奏は細部に至るまで完璧に再現されていた。さすが。細かいところの微妙なタイミングまでばっちり。それでいてレコードとは違う生の迫力。
あと、序曲でのスキャットはなんと錦織健氏がおこなった。女性声のスキャットでは宇宙の無限の広がりを感じるけれど、男性声の場合宇宙の深さを感じた。聴く前は不安だったけれどバリエーションのひとつとしてありだと思ったよ。
ささきいさお氏も声もあいかわらずでした。
A面のみ演奏だというのはやっぱり物足りなさを感じてしまうね。宮川彬良氏もB面もやりたいとおっしゃっていたので近い将来実現するとうれしいな。
よい時間を過ごすことができました。