それでも実写版宇宙戦艦ヤマトにはそこそこ期待している

アニメの実写化はもうそれだけで失敗作であるといわれているが、それでも実写版宇宙戦艦ヤマトにはそこそこ期待している。もちろん不安要素の方が多いけど。

よくキャラの年齢が上がりすぎというけれど、実写で18歳の役者がやったらこんなガキが宇宙戦艦のクルーかよってことになるんじゃないだろうか。
日本のSF映画はしょぼくなるからとるなという意見もあるがそんなこと言ってたら成長がない。問題は日本映画制作の仕組みだろうな。スポンサーの意見が強すぎてクリエイターの才能が生かされないことだろう。
脚本が戦闘よりも人間ドラマ中心にしようとしてるという話を聞いたとき、これがいちばん危険だと私も思った。変に恋愛ものになったり説教だらけになったりしたらだめになる。

そこそこ期待できる理由は山崎貴氏が監督だから。日本のSF映画はしょぼいと言われているが、彼が過去にとった2作のSF映画はとてもよくできている。その映画とはジュブナイルリターナーという映画だ。
宇宙船が出てくるシーンはわずかしかないけれどちゃんと存在感のある映像ができている。ストーリーもよくできてる。
ちなみにALWAYS続三丁目の夕日の冒頭で本家以上の迫力でゴジラの映像を作っているしね。

ジュブナイルは2000年にリターナーは2002年に公開されている。その当時の技術で今見てもそれほど問題のないVFX映像ができているのだから今なら十分にしょぼくない映像がとれると思う。実写版宇宙戦艦ヤマトのできの参考になると思う。

問題はやはり脚本と異星人と衣装だろうなぁ。VFXに関わる部分に関しては全く問題がないと思う。

 

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