昨夜(28日)、シネマート新宿で宇宙戦艦ヤマト復活篇ディレクターズカットを見てきました。
初日かつ小林誠さんと羽原信義さんの舞台挨拶があるということで満席どころか立ち見も出ました。(二日目以降も満席になるといいな)
その舞台挨拶では司会のお姉さんがホントにお二人の挨拶だけで終わらせようとしてしまいびっくりしました。あれはネタだったんだろうか(笑)
内容は覚えきれていないのだけど、たしかこんな感じ。
羽原さん:西崎さんならこうしたいんだろうなというのを意識した。
小林さん:効果音は担当者の間で受け継がれないので大変だった。
羽原さん:今回の目玉の一つは音楽と効果音が懐かしいものになっている。
小林さん:前の復活編はカットしたシーンがあるのでわかりにくくなっているところがあるのを修正した。
さて本編ですが、前々から言われてる通り、効果音と音楽がおなじみのものになり、シーンが追加と削除で整理され、ラストは地球が消滅するというもの。
効果音というと主に主砲の発射音の指摘が目立ってましたけど、映画を見てるとちょっとした所でそういうえばそういう音だったと思う所がたくさんありました。音楽も前はこのシーンでこの曲はどうなのと思ってた所がなくなりいい感じに。
戦闘シーンで数秒の追加シーンがいくつか有るんですがこれがどれも私好みのものばかりです。実に俺得です。
キャラもなぜそんな態度を取るのか、なぜあのセリフがあるのか、などがわかりやすくなっています。
そして地球消滅後に若干の希望を残し第二部へ続きそうなエンディング。
上映後は拍手もありました。初日の深夜に見にくるのはやはりヤマト愛の強い方たちでもあるからでしょう。私も示し合わせていないのに何人かの知り合いと会えました(笑)
西崎さんが亡くなってディレクターズカットの制作はうやむやになるかとも思ったんですが、ちゃんと完成させたスタッフさんのヤマト愛も感じます。
じつは効果音に関してちょっと気になるところもあるんですが、それ以外は2009年公開版に比べてとても良くなってます。全国で2館しかも一週間のレイトショーのみなのがもったいないです。