2023年12月14日に発売されたタイトーLDゲームコレクション 宇宙戦艦ヤマトHDリマスターをときどきプレイしてます。
LDゲーム
LDゲームっていうのはLDからのアニメーションが表示されていてそこにゲーム画像が合成されている状態でプレイするゲームですね。当時のゲーム機は解像度や性能が低いのでこういう仕組みで綺麗な画像を表示しようとしたわけです。
こんな仕組みなので逆にゲーム自体は複雑なことはできず、主にタイミングを見て指定された方向にレバーを入れたりボタンを押したりするものでした。
当時このようなゲームが存在することは宇宙戦艦ヤマトのゲームも含め知ってはいましたが筐体を見たことがなくプレイすることはありませんでした。そして何年も経ったのでLDという機械を使うようなゲームをプレイすることはもうありえないなと思っていました。それがまさかNintendo Switchに移植されるとは!
amazonでは期間限定で「宇宙戦艦ヤマト アーケードゲームエディション ダウンロードコード付属」ということだったのでそちらで購入しました。このアーケードゲームエディションは後日有料販売される可能性があるとタイトーのサイトに記述があるのですが確定ではないので確実に手に入る方にしました。
HDリマスターとアーケードゲームエディションの違いはその言葉からある程度わかると思いますが以下の通りです。
タイトーLDゲームコレクション|株式会社タイトー
- 『宇宙戦艦ヤマト HDリマスター タイトー LDゲームコレクション』
アーケードエディションをベースに、映像をHDリマスター化、ゲーム性を改良して移植したバージョンです。- 『宇宙戦艦ヤマト アーケードゲームエディション』
LDゲーム「宇宙戦艦ヤマト」を当時のアーケード版の解像度、ゲーム性をそのまま移植したバージョンです。
HDリマスター
まずはHDリマスターの方からプレイしました。プレイ前のデモ画面をしばらく見ているとハイスコアの画面になります。そういえばこんな画面久しぶりに見ました。今はセーブの仕組みが違いますからね。アルファベット3文字で表示されてますけどヤマトファンならどれがだれかわかりますよね。
さてゲームを始めましたが思った以上にタイミングがあいません。まず画面に指示が出るタイミングが急だし入力を受け付ける時間も短いです。ただランダムではないしやっていくうちにタイミングをつかめばなんとかなるいわゆる覚えゲームですね。
ただ一部で指示が出なくて(あとから実は指示が出ているのがわかったけど)どのタイミングでどう入力していいかわからなくて困った場面とかもありました。
それとシューティングゲームとなる場面もあります。最初は一発づつ丁寧に撃とうとして失敗を繰り返しましたが普通に連打すれば先に進めました。
そんな感じで当時のゲームの操作性の雰囲気を感じながらのプレイとなりますね。ゲーム向けに新たに作画されたシーンがあってその中にはヤマトがちょっと間抜けに感じるやられ方のシーンがあったりしてなんかおもしろいです。
シューティング系のパートになるとBGMがピコピコ音系になるのもいいです。いつも聞いているヤマトの音楽がこんな風になってなんかかわいらしい。
ストーリーは宇宙戦艦ヤマト完結編を見たことがない人にはわからないんじゃないかな。ほぼ完全に宇宙戦艦ヤマトファン向けのゲームって感じがします。
アーケードゲームエディション
ある程度HDリマスターの方をプレイ後、アーケードゲームエディションの方をプレイしました。なるほどリマスター前なのでアニメーションがちょっとぼやけた感じに見えます。ハイスコアの画面も確認しましたがこちらはとくにヤマトに関する誰かではないですね。
プレイするにはHDリマスター版と違ってコインを入れるシミュレーションしてから、という操作があります。こういうところも移植されていて当時の雰囲気を感じることができます。
ゲーム性についてもHDリマスターにはコンティニューがあるとかムービーだけ見ることができるメニューがあるとかが違います。やはり昔のゲームはプレイヤーに厳しく、最近のゲームはいたれりつくせりなことが多いといった感じでしょうか。
リマスター前と後での画面の比較
残機などの表示もリマスター前なのでよりドット絵な感じになってます。リマスター前の方はさすがに粗いけれどもなんかかわいらしくもありますね。
途中のシーンセレクト画面もものすごくドット絵です。HDリマスターとの違いがよくわかります。
ゲームはシンプルでプレイ時間もそんなに長くないのでこれからもちょっとした時間ができたら遊んでいこうかと思います。
あとほかにも宇宙戦艦ヤマト関連のゲームはそれなりにあるのでそれらも現行機種で遊べるようになるといいな。