10月6日の『宇宙戦艦ヤマト』放送50周年記念上映会(LV)に行きました。
ギャラクシティ西新井文化ホールでの交響組曲宇宙戦艦ヤマトのコンサートのあとは『宇宙戦艦ヤマト』放送50周年記念上映会があるので劇場に向かいました。
庵野秀明、出渕裕、氷川竜介が登壇する新宿ピカデリーに行きたかったのですがチケット争奪戦に敗れました。ライブビューイングのある劇場のチケットは取れたのでそちらに行きました。
宇宙戦艦ヤマト第1話と8mm版フィルム版の上映
テレビシリーズ第1話を1974年10月6日19時30分に放送されてからちょうど50年の2024年10月6日19時30分から上映するという庵野さんらしい企画ですね。
その後続いて8mm版フィルム版の宇宙戦艦ヤマトを上映。テレビシリーズを全話上映するのはさすがに無理だし劇場版を上映するというやり方もあったかと思います。でも去年末に4Kリマスター版が上映されましたし最近状態の良い8mm版フィルム版が見つかったとのことなのでそれを上映することにしたのでしょう。
8mm版フィルム版は劇場版よりもさらに短く編集されていて雰囲気も違っててこれはこれでという感じです。画面に右にギザギザの音声トラック(?)、画面左にはフィルム特有のなにか(詳しくないのでなんだかわからない四角い枠)もスクリーンに映し出しての上映でした。のちのトークでフィルム特有のものも映して雰囲気を感じてもらおうとしたというようなことを言ってました。
庵野秀明・出渕裕・氷川竜介スペシャルトーク
そして上記の3人が登壇してのトークとなります。さすが並の濃さではないお三方。オタクトークが炸裂してました。この辺の内容はニュース記事や動画に詳しく報道されていますね。
トークの途中ノンテロップ版のオープニング映像を上映しましたがこんな映像が残っていたのかとそして見ることができてありがたかったです。それと実は途中にカットされた短い映像があってそれを含めたオープニング映像も上映されました。こいうのもあったのかと。いつまで経っても新しい何かを知ることができますね。
庵野秀明による宇宙戦艦ヤマト新作制作の発表
庵野さんが改まって文章を読み始めます。
このたび株式会社カラーは、ボイジャーホールディングス株式会社(代表取締役 西﨑彰司)様より、『宇宙戦艦ヤマト』をベースとした新作アニメ映像を製作する権利を付与されるとともに、株式会社東北新社様からは著作権の利用につき許諾も得ました。
【お知らせ】 | 株式会社カラー
これを半分まで聞いた段階で現在進行中のリメイクシリーズに参加するのかなと一瞬思いました。でも途中から参加するのも変なのでそれはおかしいなと。
そう思っていると庵野さんは「平たく言うと僕が新作をつくることができるようになった」と言ったのです!今のリメイクシリーズとは別に作るということなんですね。ついに来たか!
となるとどういう方向性のものを作るのかとても気になりますね。とはいえリメイクシリーズが進行中なのでその途中で公開されるとは思えないし権利・許諾を得たという段階なので実際の作業はこれからでしょうからかなり先になるんでしょう。
ということで珍しい映像を見ることができ、庵野さん、出渕さん、氷川さんによるトークも聞けたのでとてもすばらしい内容でした。そして庵野さんが宇宙戦艦ヤマトの新作を作るという発表をリアルタイムに聞くことができたのが一番良かったかもしれません。
2024年10月6日はとても充実した一日になりました。