漫画単行本 宇宙戦艦ヤマト2199 緋眼のエース

発売されてからだいぶたちましたけど山本玲を主人公とした漫画「緋眼のエース」の単行本を読んだ感想などを。


東まゆみさんの「宇宙戦艦ヤマト2199緋眼のエース」(コミックブレイドに2013年9月号から2014年6月号に掲載)の単行本(全1巻)を読んで。発売されたのは6月10日だから今更な感じではあるけれど。

緋眼のエース表紙

絵柄は見やすくてよかった。少女マンガの絵柄は少し苦手だからどうかなと思ったけれどこれはとくに違和感などはなかったです。苦手なのは少女マンガは読まないので目が慣れてないのかもしれない。

内容は山本玲の気持ちのお話しなのでヤマト乗員との会話が中心。なので戦闘シーンとかはほとんどなし。あっさりナレーションで終了。もちろんこういうやり方でいいんだけど宇宙戦艦ヤマト2199全体のお話しとしては初見の人にはなんだかわからんのではないだろうか。アニメ版の宇宙戦艦ヤマト2199を見ている人前提になってる気がします。

アニメでのエピソードを使って艦内のいろんな人との出会いなどをうまくオリジナル展開しているのがいいですね。アニメ版ではあまり出番のなかった平田がちょっとコミカルで印象的です。最後の篠原が敵に追われながら偵察から戻ってくるときに山本を含む仲間たちが迎えに来るというのもアニメで見てみたかった良い追加エピソードだと思いました。

ただバラン星直前まででおしまいになってしまったのは残念ですね。なんかもったいない感じが。ただアニメ版ではこの後の山本玲は葛藤などはもうほとんどなく戦闘で活躍するだけに近いのでこのマンガのスタンスからはお話しにしにくかったのかもしれません。

 

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