8月25日にミューザ川崎で大友直人指揮東京交響楽団の交響曲宇宙戦艦ヤマトが演奏されるということで聴いてきました!
はじめに
当初この日は行けるかどうかわからないし前に演奏されたときに聴いたことがあるから今回は諦めるかと思ってました。でも当日が近づくと行けそうになりました。そして当日券があるということを確認。さらに東京交響楽団の以下のようなツイートがありました。
第4楽章のエンディングは初演時にプロデューサーの西崎さんの強いリクエストにより変更が加えられました。今回の演奏では羽田さんのオリジナルエンディングで演奏いたします。
それならばぜひ聴きたい。
ということで条件が揃った感じになって行かない理由はなくなりました。
2009年の交響曲宇宙戦艦ヤマト
ちなみに2009年5月にも同じくミューザ川崎で交響曲宇宙戦艦ヤマトが演奏されていてそのときも聴いています。宇宙戦艦ヤマト復活篇上映の少し前ですね。そのときから9年ぶりということになります。
このブログを書くときになって交響曲宇宙戦艦ヤマト2009のCDについている解説書を確認しました。CD収録版のヴァイオリンとピアノのソロそしてスキャットは今回の公演と同じ方でした。指揮はすべて大友直人さんですね。
交響曲宇宙戦艦ヤマト演奏
いよいよ当日となり、ミューザ川崎へ行き当日券を購入。
前半は東京交響楽団初演の「おとづれたわたる秋風を」、そして「交響曲第41番ジュピター」が演奏されました。もちろんこれも素晴らしかったです。
20分の休憩を挟んで「交響曲宇宙戦艦ヤマト」の演奏が始まりました。
宮川泰さん、羽田健太郎さんが作曲した宇宙戦艦ヤマトでの印象的ないくつかのメロディーをモチーフとした交響曲がホールに響き渡ります。やはり生の演奏いいですね~。音だけ聴くのではなく楽団のみなさんが演奏している姿を見ることができるのも楽しいです。
第一楽章、第二楽章、第三楽章ときて第四楽章に入る前にソロで演奏するためのピアノが舞台の端から中央へと移動する作業がありました。このときの時間を使って指揮者の大友直人さんから少しお話がありました。例えば以下のような。
ピアノのソロのパートは羽田健太郎さん自身が超絶技巧の演奏をすることが前提になっていたので正確な楽譜が残っていない。なので録音されたものを耳コピして譜面に起こしさらに今回ピアノソロを担当する方がアレンジして演奏します。
そして第四楽章。ピアノソロとバイオリンソロの激しいやり取りなどがあって最後は圧巻のエンディング。素晴らしい。(語彙不足)
エンディングについてたしかに最後の最後ですこしあるヤマトのメロディがありませんでした。なるほど一般的にはこういうエンディングになるだろうなと感じですがこれでも大満足です。どちらが良いとか悪いとかいうものではないですね。
聴いているときは宇宙戦艦ヤマト復活篇でこの交響曲宇宙戦艦ヤマトが使われていた場面が頭に浮かびます。
最後に
この公演は宇宙戦艦ヤマト制作側による公式イベントではないんですよね。ミューザ川崎&東京交響楽団の第139回名曲全集として演奏されました。交響曲宇宙戦艦ヤマトはアニメの音楽としてだけではなくスタンダードな音楽になっているんだと改めて感じました。