宇宙戦艦ヤマト2199全話を見た上での感想

宇宙戦艦ヤマト2199全話を通して見た場合の感想。そうでないものもあるけどね(^_^)


宇宙戦艦ヤマト2199はすばらしいリメイク作品でした。後半は私の思うヤマトとのズレが大きくなってしまったけれど。そこで全話を見た上での感じたことを書いてみます。そうでないものも含まれてますれど。
でもこういう感想って良くなかったと思うことはずらずらといくらでも書けるけれど良いと思ったことってなかなかうまく書けないですね。2199は全体としてとても好きなんですけどもっとこうすべきだったという事のほうがたくさんかけてしまいます。褒めるって難しい。

  • 宇宙戦艦ヤマトやその他おなじみのメカがCGで動きまわるのを見ることができた。復活篇や実写版でもCGヤマトだったけれど原典ヤマトのストーリーで見ることができたのは嬉しい。
  • そのCGヤマトがダメージ表現されているのが良かった。CGではダメージ表現はとても手間がかかるはずなのにシーンに合わせたダメージ表現がなされていた。
  • 原典ヤマトでは後のシリーズから登場する土方や平田が最初からいるのが嬉しい。逆に2199であらたに登場した人物も好印象がもてる。
  • おかしかったアナライザーの足のキャタピラがちゃんとなっていてよく気づいてくれたと思う。
  • 音楽や効果音が原典ヤマトのものを多く使っていた。リメイクなので完全に変わっていても構わないと思っていたけど聞き慣れた音だとヤマトを見ているのだと感じることができた。
  • 新見と古代守が付き合っていたという設定はいらなかった。イスカンダルに古代守が来ていたというの継承していなければそれでも良かったかもしれない。
  • 山本玲の後半の性格が前半と違いすぎてなじめなかった。篠原と山本玲を合体させてひとりにしたほうが良かったのではと思う。
  • 地球が先に攻撃したという設定にしたのはなぜだろうか。滅亡しそうな地球人類の最後の希望という話に水をさしているような気がする。
  • ガミラスがなぜ地球をあのような状態にしたのかよくわからない。地球が先に攻撃したことによる仕返しにしてはやり過ぎに感じる。かなり手間をかけてるし。
  • 最初のドメルとの戦闘とバラン星での作戦が中央突破だったり、七色星団のときとデスラーが乗り込んでる時がともに森雪がひとりで艦内を歩いていたりと似ているシチュエーションがあったのでまたかと思ってしまい残念。
  • 古代進が活躍した感じがあまりない。森雪がさらわれたとき彼の行動によって助けたという話にすれば主役な感じになるし戦うだけでなく分かり合うべきだったというセリフを言わせることができたように思う。
  • 森雪がイスカンダル人に似ていることを案外うまく活かした。間違ってさらわれるということでドリルミサイルがすぐ爆発しない理由になったり、ガミラス側の事情を彼女がある程度知ることができたりした。これに古代がもっと絡んでいればなぁと思う。
  • コスモリバースシステムは偶然古代守がイスカンダルに来なければヤマト乗員からいけにえを出さなければならなかったのではないか。沖田が死に森雪が蘇生するシーンに説得力をもたせようとしたからだと思うけれどそこまでは必要なかったように感じる。ヤマトがイスカンダルに来なければならなかった理由がよくわからなかった。
  • デスラーがガミラスの首都バレラスを犠牲にしようとした理由もよくわからなかった。
  • オープニング曲、エンディング曲が途中で変わったのはよろしくない。リメイクなので原典ヤマトと同じである必要はないけれど、第一話から最終話まで同じ曲で通すべきだと思う。

細かいことを言えばもっとあるけど主なところはこんな感じかな。最初はひとつひとつもっと詳細に書こうとしてたけれど長くなるしやめました。
2199によってまた宇宙戦艦ヤマトが盛り上がったことはほんとうに嬉しいしよかったと思います。

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