角川書店ニュータイプ編の宇宙戦艦ヤマト2199「ヤマト計画」記録集ってどういう内容なのかよくわからなくてふあんだったけど見てみたら思ったよりはいい内容でした。
宇宙戦艦ヤマト2199 「ヤマト計画」記録集 のおおまかな内訳はストーリー・メカ・キャラクターガイドが半分くらいで、あとは雑誌に掲載された漫画家さんなどのイラストの再録、この時点までに発売されたプラモデル・フィギュアの紹介、スタッフインタビューでした。
これは昔あったロマンアルバムに似た感じですね。設定資料はないですがそちらは別に豪華なのが発売されているのですみわけられているのでしょう。
ストーリー・メカ・キャラクターガイド
ストーリーの紹介部分は各話ごとにアニメのシーンとあらすじがあるのですが、それぞれに豆知識、制作裏話、元ネタ紹介のようなものがあるのがいいですね。
ニュータイプエースなどに掲載されたイラストがまとめてみることが出来るのもいいです。ただ一枚の絵を見開き2ページで掲載しているのでページを閉じてる部分のあたりが見難くなってしまってます。1ページに収めてしまうと小さくなるし折り込みにすると見るのが面倒なのでこのへんは難しいところですね。
グッズカタログ
プラモデル・フィギュアの紹介はもし角川書店が模型誌を出していたらこんな感じで紹介するのかなとおもいました。メカは真上、真横、真正面などの写真を多用していて資料っぽい雰囲気を感じます。作り方があるわけではないのでカタログ以上のものではないですけど見やすいです。
スタッフインタビュー
ゆうきまさみさんと出渕裕さんの対談は興味深いですが第一章公開直後のものなのがちょっと残念。全章公開後のお話しも読みたかったです。
バンダイでヤマトのプラモデル開発をされている岸山博文さんのインタビューはヤマトにかける意気込みを感じられます。これは全日本模型ホビーショーでのトークショーのときにも感じました。こういう方がプラモデル開発にいてくれてよかった。
むらかわみちおさんのインタビューでは漫画版のスタンスがわかります。
この本は発売前には内容が薄いのではないかと心配しましたけどそこそこ資料性があったのでよかったです。