宇宙戦艦ヤマトは科学的にも突っ込みどころが満載といわれる。
確かにそのとおりなんだけどだからといって何でもかんでも科学的に正しければいいってわけでもない。
物語は創作されたお話なのであってシミュレーションではないのだから。
当時よく「宇宙空間なのに爆発音がきこえてくる」っていわれてた。だけど無音の戦闘シーンなんか迫力ないから音はあってもいいよね。(ヤマト以外のアニメだって宇宙で音してるのになぜかヤマトだけ突っ込まれてたなぁ)
デスラー機雷のエピソードでヤマトを傾けると艦内も重力的に傾いてしまう描写はおかしいよね。
ヤマトは各シリーズで発進のたびに各惑星を通っているけど毎年惑星直列じゃぁないだろぉと。でも科学的に間違っていようともヤマトという世界ではロマン優先なのでいつも惑星直列でかまわない。
冥王星の海では酸素の量を気にしてたけどそんなんでどうやって1年近い航海する気だったんだって感じ。
とまぁ科学的描写に関してはきっちりすべきところと間違っていても演出優先にしていいところがあるわけだ。ヤマトの場合昔の作品であるためどうしても科学的間違いが多くなってしまっている。そしてそれを跳ね返すだけのパワーがヤマトにはあった。
だけどさすがに今見るとかなりつらいわけで、リメイクするとしたらいろいろと修正しないといけないと思う。難しいのは単純に描写をちょっと変えればいいだけのものだけでなくストーリーにかかわってきてしまう場合だ。ヤマトらしさを損なわずに修正しないとね。