宇宙戦艦ヤマトでは死んだ人間がよく生き返るという誤解

「死んだ人間がよく生き返る」と宇宙戦艦ヤマトの話題のときによく言われますね。
これは半分本当で半分誤解でしょうな。

映画さらば宇宙戦艦ヤマトで多くの乗組員が死んでしまいましたが、そのテレビ版ではほとんどの乗組員が生き残ってます。映画のほうの展開は一般の人にも有名だけどテレビのほうの展開はアニメファン以外にはあまり知られていないような気がします。その後のシリーズはこのテレビ版の続編なので、乗組員がなぜか生き返ったような印象を与えているんじゃないかな。
あと沖田艦長が復活したのもキャラがキャラだけにインパクトがあったのも強い印象を与えたんじゃないだろうか。

死んだ人間が生き返るシチュエーションは三つに分類できると思います。
パターンA 演出上死んだように見せかけてるけどもともと生きている。または仮死状態。
パターンB さらば宇宙戦艦ヤマトのストーリーでは死んでしまったがヤマト2のストーリーでは生き残っている。
パターンC 本当に死んでしまったのに、のちのシリーズで理由をつけて生き返らせてしまった。

つまり本当の意味で死んだ人間が生き返ったのはパターンCということになります。

パターンAの例
・森雪:コスモクリーナーを起動したとき死んだと判断されたがのちに蘇生する。
・デスラー:瓦礫につぶされたように見えたが脱出していた。
・古代守:戦死したように見えたがイスカンダルで救助された。
・島:白兵戦で宇宙に吹き飛ばされたがテレサに救助された。

パターンBの例
・さらばで死んでしまったがヤマト2では生き残ったキャラ
古代、森雪、佐渡、真田、デスラー、タラン。
おまけ:ミーくん、アナライザー

パターンCの例
・デスラー:パート1で戦死したがさらば/ヤマト2でガトランティスが蘇生手術をした。
・沖田:パート1で病死したが完結編で脳死ではなかったのでということで蘇った。

 

というわけで本当の意味で死んだ人間が生き返ったのは二人。もしくはパターンAの森雪も含めてしまう考え方もありかもしれない。
何かというとすぐヤマトでは死んだ人間が生き返るといわれるけど二人なら微妙なんじゃないかな。

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