宇宙戦艦ヤマト2199発進式に行って来ました。
盛り上がったイベントでした。そして上映された第1話に大満足です。現時点で公開されてるPVで艦の動きに不満を持ち人も多いようですけど、第1話全体を見るとそんなこたァどうでもいいことです。ファンがこれまで思ってきたつっこみどころはこういうふうに修正したい、でもこのシーンこのセリフは外せない、と思うところはだいたいそうなってると思っていいんじゃないでしょうか。
それと音楽や効果音も問題なしですよ。
以降、イベント内容を思い出しては書いていって、たまったところで書きました。そのまま箇条書きな感じにしてしまいました。
まずは開始前アナウンスが森雪と古代が宇宙軍の放送風に。そいていきなりささきいさおさん登場であの主題歌を。あとでシークレットゲストで驚いたという話を聞いたけど、私はヤマトのイベントで彼が歌うのは当たり前だと思っていたので驚きませんでした(笑)
歌が終わるとそのまま第1話の上映が始まりました。これはもうただ本編を見ていただきたい、それだけです。ちなみに「うげん」じゃなくて「みぎげん」て言ってましたよ。
このあとは新キャラを演じる声優さん佐藤利奈さん、内田彩さんを司会にゲストごとのトークショー。
最初は出渕裕さん、結城信輝さん、氷川竜介さんであの頃のヤマトはすごかったんだよと語るコーナー。以下淡々と書きますけど当然ほんとはもっと詳しく面白おかしく話してましたよ。
まずは定番のお話。言葉が「テレビまんが」から「アニメ」になった。
同人誌作成が広まった。
ヤマトがなければガンダムもエヴァもジブリアニメもなかった。
すでに戦争状態であることからはじまる物語、ワープという言葉、大きな砲を撃つとき粒子が集まる表現を広めた。
そしてここがおかしいといわれているところを修正し再構築した。ヤマトのエンジンの取り付けが早すぎるので冥王星海戦の意味という根本から設定を変えたとか、イスカンダルまでの距離を今の科学で測って出ている数値に変えたとか。
キャラのデザインは元々のヤマトも松本零士さんの絵そのものではなくアニメ用に修正されたものなので2199でもそういうアプローチでデザインしてはいる。
シリーズとしてテンポアップしてストーリーを進めている。
ガミラスの帝国としての表現を詳しくしている。
ここまで話がどうしても長くなってしまい、以降、話が長くなりそうになると深夜イベントを開催してそっちで話してくださいと切ってしまうことがしばしば(笑)
次は宮川彬良さんと出渕裕さんとで音楽のコーナー。彬良さんも話が面白く長くなるんですよね(笑)
こちらもまた白色彗星のテーマ曲をひいたのは私という定番のお話から。
宮川泰の曲はマスターテープは使い物にならず、楽譜も残ってないので耳コピーして再現した。
全体の1/3くらいは彬良さんが作曲した。
ピアノを弾きながら宇宙のテーマの2曲について説明。ヒントになった曲とか。
ヤマトの曲はクラシックのイメージがあるけど実はロックだ。
作曲者は戦いの曲5曲くださいとか大雑把に注文されることがあるけど、例えばヤマトでは空母の整列という曲と艦隊の集結という曲があって宮川泰はなんとか作曲した。
永遠にで使われたコスモタイガー曲を使う、それもワンダバをのせて(笑)→曲流れたけど初めて聞くと笑っちゃうよ。
そしてなんとガミラスの国歌。出渕裕さんと宮川彬良さんが歌いました。
つづいてささきいさおさんが登場。
いつもの主題歌レコーディングで作曲家とプロデューサーとでいうことが違うので苦労したという話。
2199の主題歌も新録でささきいさおさんがあの歌を使うという話。流れで真っ赤のスカーフを熱唱。
エンディングは新曲。それを歌う結城アイラさんが登場し歌う。
次は声優さん。菅生隆之さん、小野大輔さん、鈴村健一さん、桑島法子さん。さらに結城信輝さんとまたも出渕裕さん。
菅生さんは舞台をやっていてそこの後輩にヤマト発進と言ってと言われたので5回ぐらい言った。
小野さんと鈴村さんは仲いい感じでボケとツッコミみたい。桑島さんはちょっとおとなしい感じ。
新キャラのアホ毛が気になる話(笑) 監督は一応反対したけど結局採用になった。
ガミラス人の肌は青いけどシュルツとガンツの肌が青くないことに意味をつけた。
艦長のイントネーションを現実の海軍で使われてるものに変更した。
つづいて波動砲発射シーンを生で実演。動画は流れず静止画数枚のスライドショーでした。スモークがたかれたけどすごい量で声優さんの持ってる台本が見えなくなるんじゃないかと心配したほど。
この場に来てない声優さんのぶんも割り振っての演技とのこと。なので小野さんは本編では古代はなく南部がカウントダウンするのが不満だったけどここで言えてすっきりした。
とここでオープニングの映像。元のオープニングをほぼ再現したようなオープニングでした。庵野秀明さんが絵コンテということで何か変えるのかと思ったけどやっぱりそのまんまな感じ(笑) いやもちろん新しい部分もあります。
次は全員登場して鏡割り。出渕さんと菅生さんの掛け声で。
そのままマスコミの鏡割りしてる様子を写真撮影。カメラマンが目線くださいというたびになぜか笑いが起きる客席。
客席も写るように後ろを向いての撮影も。このときは客席も含めて敬礼のポーズなんだけどあのヤマト式敬礼は2199ではやらず、海軍でやってるようなみんなが知ってる敬礼になったと言われた。
最後に皆さんが一言挨拶し退場となりました。出渕さんは、ファンそれぞれのヤマトがあるので全てを満足させるのは不可能だろうけど最大公約数的に満足できるようなものはできたと思っている、と挨拶されました。
これで終了。と思ったら新しい長めのPVが流れました。第1話と第2話のダイジェスト風です。スターシャの声も入ってましたよ。
トークだけかと思ったけどいろいろあって面白いイベントでした。