「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」が表紙で「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」が裏表紙の雑誌「昭和40年男」が発売されたので!
2017年1月11日に発売された「昭和40年男」はSF特集。しかも本の名前の通り昭和40年前後に生まれた人向けでヤマトだけでなくスターウォーズ、サンダーバード、ミクロマンなどその内容も懐かしいものとなってますね。ヤマトに関する記事が一番の目的ですけどそれらの作品についても同じくらい好きなので読んでて楽しいです。
この本の半分くらいがSF特集の記事になってるだけあってなかなか内容が充実しててあのときこうだったという話もあるしどうやって作られたかそれにはどんなことに苦労したかなどもあって読み応えがありました。
宇宙戦艦ヤマトに関しては氷川竜介さんの当時の話、最初の宇宙戦艦ヤマトがストーリー的にもメカデザイン的にもいかにほかにない新しいものだったか、そして宮武一貴さんのメカデザインの苦労、作画の苦労などのお話もありなかなか資料性があってすばらしい。
福井晴敏さんは原典ヤマトをどう解釈しているかという話、そして2202をどのようにするのか(もちろん現段階ではネタバレしないようにあまり具体的ではないですが)という話がありますね。
やはりさらば宇宙戦艦ヤマトをベースにしつつあの終盤の展開とは違う方向に行きそうだな、というのが感じられます。現代にリメイクするなら当然そうするでしょうが同じ展開でも見てみたいという気持ちもちょっとあったりして。