星巡る方舟のBlu-rayは発売日に入手し数日後には本編も特典映像も全部見終えました。けどここに書いてなかったのでいまからでも。
本編のオーディオコメンタリー
星巡る方舟は劇場で数回見たのでBlu-rayでは本編はオーディオコメンタリーを聞きながら。出演は出渕裕さん、別所誠人さん、小野大輔さん、諏訪部順一さん、中村繪里子さん。聞いてると中村さんはヤマトをずいぶん気に入ってらっしゃるようで。それは他作品でも同じスタンスなのかもしれませんがやはり聞いてて嬉しくなりますね。
公開時にも話題になったことのひとつに庵野秀明さんが作画で参加しているということでした。オーディオコメンタリーで出渕さんがここ!と教えてくれています。時間にするとわずかなのですがなるほど庵野さんの得意分野を担当されたんだな、という感じがします。出渕さんがここは彼にお願いしたいと指名したのかもしれませんね。それがどこかは舞台挨拶などでもはっきり公開されていないのでここでもいちおう内緒にしときます。(^^)
Blu-ray版は各ニュースサイトでもあったとおり作画修正などがたくさん入っているということで劇場で見た時とは少し印象が変わるかもしれませんね。
特典映像
特典映像のひとつに舞台挨拶の模様があります。あのとき中村さんは声を出せない状態だったので筆談となってしまい諏訪部さんがかわりに読むというちょっと珍しい状況が収録されてます。失礼ながらなかなか楽しかったです。
それとヤマトークがふたつ。ミュージック編として宮川彬良さん、吉田知弘さんが、ギャラリー編として加藤直之さん、麻宮騎亜さんがいろいろ語ってくれています。劇伴がどのように作られるのかどんな思いが込められているのか、絵は何を意識して描いているのかなどなどそういった貴重なお話が聞けたり人柄がわかったりするしそれがこうして記録公開されるのは嬉しいです。加藤さんは自分が思っていたよりもおしゃべりが好きな人だったのがちょっと驚きでした。
YRAラジオヤマト最終回が劇場でヤマトーク的に行われた様子も収録されていて内田彩さんと中村さんのかけあいも見てて楽しいです。ラジオってあんなふうに収録されるんだなというのもちらっとみえたりするし。
本編以外で圧巻なのは劇伴収録風景ですね。宮川さんの情熱的な指揮、それに応え負けずと情熱的なプロたちの演奏。これはほんとに素晴らしい。
それとむらかわみちおさんの絵を元にした短編の紙芝居的なピクチャードラマがみっつ。うちふたつはコミカルで漫画だったら4コマ漫画的な感じが楽しい。
絵コンテ
絵コンテは実際の映像と見比べてみるのも面白いですが、複数の方(出渕裕さん、片山一良さん、前田真宏さん、大倉雅彦さん、高山文彦さん、深海蒼さん、京田知己さん、樋口真嗣さん)がパートを分けて担当されているのでそれぞれの絵柄の個性を見るのも楽しいです。状況が分かる程度にラフに描いている方もいれば漫画として成りたちそうなくらいきっちりと書く方などいろいろです。
これで宇宙戦艦ヤマト2199関連はひとくぎりとなり、あとは漫画版とプラモデル(メカコレクション)くらいになってしまいました。でもいったんひと休みしたら近い将来また新たな展開があることを期待してます。