宇宙戦艦ヤマト2199第三章イベント上映が終わってだいぶたちました。第三章は原典のヤマトにベースとなる話はありますが2199オリジナル色が強くなってますね。
以下、ネタバレを気にせず書きます。
太陽系を離れる際に乗組員が地球の家族と更新する話ではただいい話なだけではなく、新見さんが裏でなにか動き始めてる様子が見えます。藪も新見が気になっているようなので原典ヤマトの一部乗組員が反乱してイスカンダルに残ろうとする話に相当する話がありそうです。
また森雪の秘密が更に増えました。1年以上前の記憶が無いそうですけどそんな人を要職に就かせるのもどうかと思うのでそのあたりもなにがあるのか気になります。
ここで古代が家族がいない悲しみというのがあまり表現されず山本玲の方が強調された感じでした。
グリーゼ581とガス生命体の話はほぼ原典通りでした。ガミラスの下品な将軍が落とされるシーンはもう少しリアルな感じにするかと思ったらそのままだったのでちょっと驚きました。椅子についてる弦で個人を特定する方法があるのかとか床の穴はメカニカルに変えるのかとかするだろうかと思ってたんです。
アナライザーとガミロイドの話は機械が心を持つかという点で原点ヤマトのビーメラ星の話がもとになってると思いますが、絵本の演出など他の話ともずいぶん雰囲気を変えてきました。こういうのもありですね。そしてヤマトにいる女神とはなにか思わせぶりです。
篠原がヤマトに帰還するときナビ子ちゃんと呼びかけるのも機械にも心があるのかという話につながります。篠原は冥王星基地攻略の時にもナビ子と呼んでいてそのときはちょっと軽めな性格なだけかと思いましたけど、この話への伏線みたいにもなっていたんですね。
異次元断層の話は原典ヤマトでもありましたがガミラス人捕虜の話とも組み合わせていますね。こちらもメルダと山本玲がもめますけど、本来なら山本ではなく古代とのほうが主役らしい感じがしました。古代は波動砲をうたなければならないのでしかたないですね。
2199オリジナル展開になるということで見る前は少しだけ不安だったけどちゃんとヤマトらしくて安心しました。さぁ次は1月の第四章ですね!