宇宙戦艦ヤマト2199ほかいろいろなアニメの美術設定やデザインワークスなどをされている枝松聖さんの展示会がありましたのでいってきました。
12月11日からの三日間に宇宙戦艦ヤマト2199に関わってるスタッフのひとりである枝松聖さんが個展を開かれるというので12日に行ってきました。
ギャラリー上り屋敷へ
個展が開催される場所は池袋のギャラリー上り屋敷。東京芸術劇場から数分の住宅街の中にあり、外観はほぼ普通の一軒家でなかも土間と板の間で一部屋ほど。壁に額に入れてある展示を見るんだろうというつもりで中に入ったらまずは「こんにちは」と声をかけてこられたのが枝松聖さんご本人でした。こちらもご挨拶しているとお茶が入ったので中へどうぞと声が。テーブルのところに座ってお茶をいただきながらいくつかのファイルに入った原画をじっくり見るという形式でした。
先に数人の方が来られていてときおり枝松さんに質問したりして会話されています。私もその中に加わってお話させていただきました。雰囲気はイベントというよりもまるで個人的に仲良くなったのでちょっと見せてもらったという感じでした。これまで行われた原画展などに比べてしまうと規模は小さいですがこういうのもまたいいですね。
生の設定画
私は宇宙戦艦ヤマト2199の設定画が目的で行ったのですがこれは枝松さんのこれまでの仕事をまとめた展示ですからもちろん他のアニメの設定画もあります。というかヤマト2199はその一部でしかないわけですが。その他のアニメについては私個人としてはあまりしらなくて申し訳なかったのですが鉛筆で書かれた生の原画はさすがで見入ってしまいます。
こういう原画展をするからにはヤマト2199だとヤマトそのものとか人気のある艦船の設定画を全面に出すかとおもいきやヤマトの修理に使う溶接用の器具とかアナライザーがオルタと将棋を指す時に使ったリフトとか独房に持ち込んだ新見薫の私物入れとかそういうのがメインの展示になって意外でした。でも本として発売される設定画集には載ることはなさそうなのでこういうのを見れるのもまた嬉しいです。さらにご本人からどういう気持だったかこだわりがあったかお話もされてすごく楽しかったです。
最後にまたご挨拶してお別れしましたがこういう展示会もまたいいものですね。こういう機会がまたあればいいなと思いました。