宇宙戦艦ヤマト2199追憶の航海のBlu-rayに自分が気づかなかった監督の意図を知りました。
宇宙戦艦ヤマト2199追憶の航海のBlu-rayは公開日に劇場限定版を買いました。でも買ったその日には見ないで3週くらいたってから見ました。劇場上映期間中はなんとなく見ないでおこうかと思ったので。
解説書やオーディオコメンタリーで知る演出意図
以前の投稿でビーメラ星での反乱シーンは無くても良さそうとか書きました。他にもなくてもいいのではと思ったシーンがありました。しかしBlu-rayの解説書を読んだり本編のオーディオコメンタリーを聞いたりするとやはり最初はなくすつもりだったようです。でものちにあるシーンが唐突にならないようにするために入れたとのこと。言われてみれば、という感じです。
他にも冥王星基地攻略のときなど始めのうちはガミラス人が出てこないのも時間の都合以外の演出意図があったのを知りました。自分はそこまでは気づかなかったです。もし自分が総集編を作ったらそこまで考えて作るだろうか、単なる自分の好きなシーン集になってしまうのではないかと思いました。
限定版の絵コンテ
これまでの第一章から第七章までも劇場同時発売限定版には絵コンテがついてましたがその章の中の1話分だけでした。劇場で同時発売された追憶の航海Blu-ray限定版では絵コンテ集がついてます。これが全編分あるんですよね。とっても分厚いです。で、総集編のための絵コンテは現場では作らないでしょうからこれは映画にあわせて絵コンテを作るということをしてるみたい。つまりテレビシリーズの絵コンテを切り貼りしてるわけです。よく見るとカットナンバーが飛んでたり枠線がちょっとずれたりしてるのがわかります。
既存のものを並べるだけとはいえやはりかなりの手間がかかるわけでこの限定版のためだけにそんなことはすごいなと思いましたよ。